優秀者インタビュー

みんなが「会社の看板」として育っていけばハウスコムはもっと良くなる。

ハウスコムグループは「地域社会で最も人によりそう住まいのデザインカンパニー」を目指し、全国に賃貸仲介店舗を203店舗、FC1店舗、法人営業オフィスとして東京、愛知、大阪に3営業所を展開しています。

今回は「上期個人売上優秀者」である小田原店の鈴木龍也さん、江坂駅前店の鈴木潤子さん、三河豊田店の久保綾乃さんに代表取締役社長執行役員の田村穂がインタビューを行いました。

田村社長
この半年間を振り返って、お客様のために心がけてきたことはありますか?

鈴木龍也
お客様が安心して契約の手続きをしていただけるように心がけてきました。
お客様から「ハウスコムにきて鈴木さんに担当してもらって良かった」と言っていただくとモチベーションがあがります。
最近では、遠方にお住まいにも関わらず、リピーターさんにお越しいただけるようになりました。

鈴木潤子
きめ細やかにお客様に寄り添うことを意識しています。
私が担当している江坂は法人のお客さまが非常に多いエリアなので、他社との差別化をはかるために、総務様、社員様にお礼状をお送りしてきました。

また、お客様が入居された後も、来年、再来年につながるような活動を心がけています。
この仕事を始めて今年で10年になりますが、入社して間もない頃に担当したお客様がご家族連れでいらっしゃったり、売買の相談を受けるようになり非常に嬉しいです。

「お客様をいかにつなぎとめるか」紹介が絶えないお礼状の秘密とは

田村社長
鈴木さんはお客様に手紙を書いているのですか?

鈴木潤子
普通の手紙は捨てられる可能性が高いので、メッセージカードとスタバのドリンク無料券がセットになった「ビバレッジカード」をお送りしています。

「ビバレッジカード」は常に販売されているわけではないので、お客さまに非常に喜んでいただけます。このカードをお渡しするようになって紹介のお客様が増えました。

「ビバレッジカード」は、切手を貼って送ることもできますし、名刺を同封すると必ず先方からお礼の連絡がくるので、現在も継続しています。

田村社長
「いかにお客様をつなぎとめるか」という観点から社員のみんなが参考にできることは何かありますか?

鈴木潤子
契約を終えたお客様には「何かあった時はどんな些細なことでも必ず私に電話してください」とお願いしています。
お客さまだけでなく、大家さんからも直接電話をいただいたり、お食事に行くなど良好な関係を築くように心がけています。

気合と根性で走り抜けた入社1年目。今年は効率化を重視して繁忙期に備えたい。

久保綾乃
私は新卒で入社してから「思いやり」が大切だと先輩から指導されたので、「思いやり」を第一に対応してきました。
ご来店いただいたお客様に、内見前に地域性やお部屋なのかをしっかりとイメージしていただくなど、何をすればお客さまのためになるかを常に考えています。

田村社長
久保さんは昨年と比較して成長を感じることはありますか?

久保綾乃
新入社員だった昨年の1年間は、気合と根性で走り切りましたが、今年は少し方針を変えて、効率を重視してきました。
今までは、時間がかかっても頑張って全て自分の力でやり遂げてきましたが、繁忙期にも適応できるように、時間と順番を意識して行動しています。

田村社長
先輩の2人は営業するうえで「これだけは譲れない」というものはありますか?

鈴木潤子
私は、とにかくスピードを重視しています。
物件を絞って、いかに早く決めてもらうかが勝負だと思っています。
個人のお客様であれば、ゆっくりとお部屋を探しても良いのですが、転勤の場合は、決められた時間のなかで、部屋探しから家具の購入など生活の基盤を整える必要があります。

悩んだからといってよい物件が残っているわけではありません。
スピードこそがお客さまのためになると信じています。

鈴木龍也
私も仕事の効率化を最大限まで追求しています。
ただ、初めてお越しいただいたお客様に「この営業さんは急いでいるのかな」と感じさせてはいけないと思います。

遠回しに「今の時期はすごく忙しくて、1日に何件もご案内が入るんですよ」と最初にお伝えすることで「効率的にまわってくれているんだな」と思っていただけるようにしています。

「自分はなぜそこに立てないのか」表彰者に対して悔しい気持ちでいっぱいだった。

田村社長
これから挑戦したいことなど将来の展望はありますか?

鈴木龍也
私はこの仕事を始めて9年目になりますが、入社当初は「とにかくお金を稼ぎたい」という気持ちが強かったです。表彰を受けている人たちに対して「どうしてこの人たちは表彰されているのに、自分はなぜそこに立てないのか」と悔しい気持ちでいっぱいでした。

小田原店は少人数で反響も多いこともあり、ようやく数字が残せるようになりましたので、通期でも結果を残したいです。

田村潤子
会社名は10月から「宅都」から「大阪ハウスコム」に変わりましたが、今まで通り、昨年の自分の成績は必ず超えたいと思います。

現在は、私だけが大阪から表彰式に呼ばれている状況ですので、今後、店舗、ブロックと表彰者を増やして「大阪ハウスコム」の山代社長を支えていきたいです。

田村社長
「大阪ハウスコム」の強みはどんなところですか?

鈴木潤子
「大阪ハウスコム」の強みは人間味が厚い人材が揃っていることだと思います。
そんな大阪の仲間のために私は「利益」をフィードバックしたいです。

今までは、店舗責任者等に従事してきましたが、今回、再び営業として第一線に戻ってきました。

もともと負けず嫌いなので「こうしたら売上があがるよ」ということは敢えて言ってきませんでした。

しかし、これからは、私が持っているノウハウは全て見せていくので、後輩たちには「会社の看板になる」という気持ちで育って欲しいです。

久保綾乃
本日はお二人の鈴木さんから貴重な意見をお伺いできました。
三河豊田店では3名の先輩のもとで営業を続けてきましたが、前回のインタビューに続いて、多くの発見がありました。
今日学んだ法人さまへの接し方やお礼状なども取り入れて、明日からの営業に生かしていきたいと思います。

入社2年で手にした数々の表彰。ハウスコムは経験も性別も関係なく正当に評価してもらえる会社。

田村社長
最後にみんなに一言お願いします。

鈴木龍也
表彰される人と自分の違いは何かを考え続けてきましたが、いざ自分が表彰されてみると、やっていることは当時とほとんど変わりません。

ただ、対応するお客様が増えると、仕事も倍増しますから、店舗業務に費やす時間をいかに確保するかという新たな課題が浮上しました。

今後は、効率を追求し、全体を見渡しながら店舗での責任を果たし、後輩の教育にも時間を割けるように体制を整えていきたいと思います。

鈴木潤子
旧宅都時代から江坂駅前店は3人体制でありながら、最も大きな数字を任されてきました。

サイトの更新や次への営業への種まきなどやるべきことはたくさんあるなかで、スキルを上げて、時短を徹底し、お客様から「こんなに早く決めてもらえて本当に良かった」と言ってもらえるようにこれからも頑張ります。

久保綾乃
私は入社1年目で単月1位、2年目で個人売上3位、その他にもいくつかの表彰を受けました。
ハウスコムは、若くても、経験がなくても、女性でもチャンスを与えてくれる会社なので、是非、一緒に頑張りましょう。

終わりに

不動産業界を取り巻く環境は、デジタル化が進むなかで、既存の概念を超えて、それぞれのライフスタイルにあった場所を探す時代へと大きな変革を迎えています。

激動する時代に、小田原店の鈴木さんは契約数増加にともなう仕事の効率化、江坂駅前店の鈴木さんは10年間の営業で得たノウハウの伝授、「思いやり」を第一に営業を続けてきた三河豊田店の久保さんは先輩のアドバイスを糧にさらなる飛躍を図ろうとしています。

「地域社会で最も人によりそう住まいのデザインカンパニー」を目指すなかで、個人の成績だけでなく、店舗全体、会社全体、何よりもお客様に対する真心こそが結果につながっているのではないでしょうか。