多様性

目標は2025年のデフリンピック東京。今できることを最大限に頑張ってチャンスを掴みたい。

ハウスコムでは企業文化として、人種、国籍、年齢、性別、障害の有無などに関わらず、お互いの人格や個性を尊重し合える「多様性」を大切にしています。

そういった取り組みのひとつとして、各競技で活躍するアスリート選手を社員として迎え入れ、仕事と競技の両立やキャリアをサポートする「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)」の推進を昨年から始めました。

今回は、ハウスコムで働きながら「デフサッカー」の選手として「Kanagawa Deaf Football Club」に所属し、9月に開催された「全国ろうあ者体育大会 in北海道」で全国大会優勝を果たした添田裕仁(そえだ ゆうと)さんに、アスリートとしての生活や仕事との両立、今後の目標についてお話をお伺いしています。

デフサッカーはどのような競技ですか?また、添田さんはどのような経緯でデフサッカーを始めたのか教えてください。

添田
デフサッカーは、耳が聞こえづらい選手たちが行う競技で、主審が旗を持って合図をする以外は基本的に普通のサッカーと同じです。

デフサッカーを始めたきっかけは、高校時代の監督に薦められたのがきっかけです。
高校卒業後にスタートして今年で4年目になります。

添田さんは、アスリートとして採用されているそうですが、デフサッカーの練習は週にどれくらいされているのですか?

添田
練習がある火曜と土曜に休みをいただいて練習に参加しています。
仕事がある日は帰りにジムで身体を鍛えたり、ランニングをするのが日課です。

チームメイトは個性的で優しい人が多く、普通に仕事をしている人もいますし、数名ですがアスリート契約をしている人もいます。

ハウスコムではどのような仕事をしているのですか?店舗の雰囲気なども教えてください。

添田
4月に入社したばかりなので、覚えることがたくさんあります。
現在は、物件の写真を撮りに行ったり、重説の作成などを行っています。

物件確認に行った物件が埋まっているとすごく嬉しいです。
店舗の先輩は、分からないことを質問するとすぐに教えてくれるので、非常に頼りになります。

仕事でもデフサッカーと同じように自分ができることを最大限頑張ることを意識しています。

アスリートとハウスコムでのお仕事を両立されているのですね。今後の展望などはありますか?

添田
2025年にはデフリンピックが東京で開催されるので、そのメンバーに選ばれるように精進しています。仕事では宅建だけでなくFPなどいろいろな資格を取得したいと考えています。

時期はまだ決まっていませんが、次は選抜大会があるので、デフリンピック東京の代表を目指してこれからも頑張ります。

終わりに

企業の寿命が年々短くなると言われるなかで、ひとつの価値観に傾倒した組織が生き残るのは難しく、年齢、性別、国籍、障害にとらわれない自分とは異なった価値観をしっかりと理解する力が必要になるでしょう。

ハウスコムでは、「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)」の取り組みの一環として、アスリートのキャリアサポートだけでなく、社内交流イベントや企業のSNSに出演するなど、アスリート選手ならではの経験やスキルを活かした形で社内外コミュニケーション推進を行ってきました。

ハウスコムTikTok:[https://www.tiktok.com/@housecom.jp]

社員全員がお互いの人格や個性を尊重して働ける環境を作ることは、ハウスコムに来店されるお客様の多様性に繋がっていくのではないでしょうか。

社員プロフィール

名前:添田 裕仁(そえだ ゆうと)
競技種目:デフサッカー
出身地:神奈川県
生年月日:1999年4月19日(23才)
入社年:2022年4月