プロフィールを教えてください。
専修大学に通っていて、経済学部の経済学科に所属していました。
大学生活の中で鮮明に覚えているのはゼミですね。
私の大学は2年生からゼミに入れるのですが、たまたま入ったゼミが学部の中でトップクラスに活発なゼミでした。1年に1回、他大学と合同で研究発表会が行われるのですが、自分たちでテーマを決めて、1年間研究をして成績を残すというのが、ゼミの意義でした。
2年次はキャッシュレスについて研究していました。
当時はPayPayなどが普及し始めたときで、これを主流にするには何が必要かというのを研究していました。
3年次は先頭に立って後輩を引っ張って研究しました。
運送業界の人手不足を取り上げ、改善策を研究しました。
この研究がうまく進んで、発表会では賞を受賞しました。それはうれしかったです。
入社のきっかけを教えてください。
単刀直入に言うと、違う業界で就活をしていました。
ただ、コロナの影響で自宅にいる時間が増え、面接なども自宅から受けたりする中で、ふと生活するうえで欠かせない住居の重要性に気が付きました。
家を扱う仕事もいいんじゃないかと思い、志望する業界の中に不動産を入れました。
家はみんな好きな場所で、落ち着く場所です。
家に関わる仕事はどうかなと思い、不動産業界を見ていたところ、ハウスコムの求人を見つけました。
就活で軸にしていたことは何ですか?
接客があることです。
大学4年間、コンビニでアルバイトをしていました。コンビニっていろんな人が来るんです。
単調な仕事に見えるし、実際そうなのですが、自分なりに新しいことを発見しながらでないとやっていけません。
最初はつらかったです。でも、ずっと続けていくうちに、築き上げてきたコミュニケーションが花咲いて、だんだんと仕事が楽しくなってきました。
仕事を通して、見知らぬ人と交流して、関係が築ける。
そこで初めて「接客業っていいな」と思うようになりました。
業務で一番楽しいことは何ですか?
案内です。
お客様から要望を聞いて、その要望に合ったお部屋を見せたときのリアクションを見るのが楽しいです。
サプライズのプレゼントじゃないですけど、「この方にこのお部屋を見せたらどんなリアクションをするんだろう?」とか「このお部屋ならきっと喜ぶぞ?」と思いながら見せると、ワクワクします。
もちろん、気に入ってもらえると思って見せたのに、あまり気に入ってもらえないこともありますが、それはそれで面白かったりします。
物が目の前にあるので、具体的なイメージにつながる話がしやすいんだと思います。
人と話すことが好きなので、お客様と話すときは、店舗よりも外の方がいっぱい話せます。
業務で一番大変なことは何ですか?
物件確認を200件行くという昇格要件があるのですが、それが大変です。
過ごしやすい気温の日であれば全然そんなことはないのですが、猛暑や雨など、天気が良くないときの物件確認は結構疲れます。
特に暑い日が嫌いです。
「お部屋の中もあらかじめエアコンが付いている」なんてことはないので、めちゃくちゃ暑いです。「脱水症状になるんじゃないの?」と思いながら仕事しています。
お部屋を出るとき、地面に汗が滴るほど暑い時もありました。
店舗の雰囲気を教えてください。
皆さん年齢が若いです。
あくまで私の主観ですが、年齢が近いので、コミュニケーションがとりやすいと感じます。
感覚も似ています。北浦和店は若さ特有の元気があるんじゃないですかね。
憧れの人はいますか?
店舗の先輩方です。
自分とほとんど年齢が変わらないにも関わらず、皆さんすごく活躍されています。
特に、私の一つ上の先輩は売り上げ部門で上位に挙がっていたり、特定の商品でトップ3位に入ったりしています。その方は話し方が上手で、人と距離を縮めるのが早いです。「あなたでよかった」とお客様に感謝されているところもよく見ます。
普段の業務にあたる姿勢を見て、1年でこんなに違うのかと思います。
1年後、先輩みたいに慣れているのかなと不安になります。
就活生へ一言お願いします。

これはゼミの後輩たちにも言っていたことなのですが、どんな時でも素を出しましょう。
就活って偽りの自分を作りがちです。私も最初はそのスタイルをとっていました。
でも、最後は振りきって、そのままの自分で挑んだ結果、こうしてハウスコムに入ることができました。
偽りの自分で合格した会社に入っても、偽ったまま過ごさないといけません。
それはきっとしんどいことだと思います。
それなら、素を出して面接を受けて、合格をもらった会社に行くほうが楽ですし、仕事もしやすいと思います。
半分以上は素で行きましょう。それで採用してくれたら運命。
皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。